クリスマスに欠かせない存在といえば、クリスマスツリーです。
ツリーを飾らないとクリスマスが始まらないといわれるほど、クリスマスを祝うには無くてはならないツリー。
ツリーといえば、モミの木が有名ですが、ヨーロッパでは「トウヒ」と呼ばれるモミの木に良く似た木を使うことが主流となっています。
この記事に書いてあるコト
クリスマスツリーとしてのもみの木とは?
一年中緑を保つこれらの常緑樹は強い生命力を表しているとされ、端正な円錐形がキリスト教の基本原理の一つである「三位一体」を表しているとされており、「聖なる木」として古くからクリスマスを祝う日には欠かせない存在として愛されてきたのです。
常緑樹であれば、針葉樹に限りません。
日本ではコニファーやモミの木をクリスマスツリーとして使いますが、ヨーロッパなどでは、広葉樹である「月桂樹」なども使われることがあります。
そもそも、クリスマスツリーは樹木信仰の強かったドイツで誕生したといわれています。
クリスマスツリーを聖なる木としてクリスマスに飾るようになった当初は、鉢植えではなく、木そのものを吊るして飾っていたようです。
クリスマスツリーの装飾にもそれぞれ意味があります。
先端の星はキリストの生誕を知らせたベツレヘルムの星を表し、希望の光を意味しています。
ベルはキリストの誕生を知らせた天使のベルを表しています。
また、魔物を寄せ付けない聖なるベルでもあります。
杖は羊飼いの杖を表し、人々との助け合いを意味しています。
ろうそくは、世界を照らす光として、キリストそのものを表しています。
現在では、ツリーの近くでろうそくを灯す危険性が高いことから、イルミネーションで代用されています。
りんごは、エデンの園の知恵の実を表し、豊かな実りと生きる喜びを意味しています。
日頃何気なく飾っていたツリーの装飾品ですが、このように一つ一つに大切な意味を持っています。
家族で装飾の意味などを話しながら飾り付けをすると、一段と楽しい時間が過ごせることでしょう。
クリスマスツリーとオーナメント
クリスマスツリーには主にモミの幼木が使われます。
旧約聖書に登場するエデンの園にある知恵の樹を意味し、その実を食べると善悪の知識がつくというものです。
ツリー先端には星を飾るのが一般的。
ベツレヘムの星からとったもので、東方の三賢者にイエスの誕生を知らせた星です。
オーナメントボールと呼ぶ金属的に輝くボールは、神の言いつけを破りアダムとイヴが食べてしまった禁断の果実。
先の知恵の樹の実のことです。
更にお菓子、電飾、スノーブランケットやスノーフレークなど数々の装飾を施し、デコレーションされるクリスマスツリーですが、樹木信仰のあった古代ゲルマン民族の冬至祭に用いられていたもので、実はイエス・キリストやクリスマスとはもともとは無関係のようです。
日本だとモミの木を手に入れるのは難しい
日本でもモミの木を使ってクリスマスツリーを作れればいいのですが、なかなか手に入れる機会がありません。
使用したあとの処分にも困りますし、クリスマスツリーのモミの木を毎年用意するというのも大変。
となると、やはりクリスマスツリーは買った方が楽ですよね。
クリスマスツリーは、11月に入ったころからホームセンターやおもちゃ屋さんではたくさんのクリスマスツリーを見ることができます。
クリスマスツリーを購入するときは、必ず部屋の大きさに合ったものを選ぶこと。
ショップで見たときに小さく見えても、自宅に持ち帰ったら大きすぎて邪魔になったという経験談もよくあるので、その大きさで本当に家に飾れるのかどうか考えましょう。
また、問題になってくるのが収納です。
クリスマスツリーが大きいと収納場所を確保するのも大変。
子供がいる場合だと、成長と共に自宅に置く荷物も増えてくるので収納場所を確保するのも難しくなってくるはず。
将来のことまで考えて、自分の家にぴったりのクリスマスツリーを購入しましょう!
華やかなものがいいならLEDのクリスマスツリーがお勧めです
クリスマスツリーにも多くの種類がありますが、中でも華やかなものを!と考えている方はLEDのクリスマスツリーをお勧めします。
LEDのクリスマスツリーは、葉の部分が次々と色を変えるのでそれだけでとってもゴージャスに見えます。
飾りが必要ないくらいに綺麗なので、このようなツリーを選んでみるというのもひとつの方法ではないでしょうか?
あなたのお気に入りのツリーが見つかりますように!
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