「トリック・オア・トリート」とはどのような意味があるのでしょう。またこれに対してはどのように返すのでしょうか。広まったわけやコレを断ったらどうなるのでしょう。
アメリカのハロウィンは、子供たちにとってもすごく楽しみなイベントのひとつ。
この日のために家族と一緒にジャック・オ・ランタンを作ったり、家の中の飾りつけをしたり、子供たちもハロウィンを盛り上げるために頑張ります!
この記事に書いてあるコト
子供たちと言えば「トリック・オア・トリート」
子供たちがハロウィンで楽しみにしているもののひとつに「トリック・オア・トリート」があります。
これは、仮装した子供たちが近所の家を練り歩き、「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子をもらうもの。
意味は「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」です♪有名ですよね。
このイベントは、古代ケルトで11月1日に儀式で使うケーキを子供たちがおねだりし、もらっていたというイベントがハロウィンにつながったと言われています。
他にも、農民たちが御馳走の材料をもらうために近所を歩いたことがはじまり、とも言われていますね。
「トリック・オア・トリート」と言われたらなんて返す?
ハロウィンの夜になると、仮装をした子供たちが近所の家を練り歩いておかしをねだりにやってきます。
「トリック・オア・トリート」と言われ、お菓子をあげる場合は「ハッピーハロウィン」「トリート」と答えるのがアメリカ流とか。
厳密に言うと、「こう返さなければならない」という決まりがあるわけではないのですが、こういった返しをすることが現地に根付いているようですね。
仮装した子供たちはそれだけで可愛らしいもの。
子供たちがやってきたら、なにかお菓子をあげたくなるのもハロウィンの醍醐味のひとつではないでしょうか。
ハロウィンは、子供とのやりとりがとってもとっても楽しいイベントです♪ぜひ、「トリック・オア・トリート」ときたら「ハッピーハロウィン」「トリート」と答えてみてくださいね。
「トリック・オア・トリート」が広まったわけ
では、どうしてここまで「トリック・オア・トリート」がひろまったのでしょう。
理由は諸説ありますが、大きなものとして1900年代のアメリカの出来事が関係しています。
お菓子が欲しいやんちゃな子供が、「トリック・オア・トリート!」と言ってその家の人をおどかしてみたところ、その姿があまりに可愛かったために、家の人は本当にお菓子をくれたそうです。
これが広まり、アメリカの子供たちはハロウィンに「トリック・オア・トリート!」というようになったとか。
自宅を訪ねてきた小さな子供のギャングに、本当にお菓子をあげたことがならわしなんて、なんだかちょっと可愛いですよね。
今では、ハロウィンと言えば「トリック・オア・トリート!」で定着しています。
また、世界に広まったのはディズニーが発表した漫画「トリック・オア・トリート」が一役買ったと言われていますね。
お菓子をあげるのを断ったらどうなるの?
「トリック・オア・トリート!」を断ると、もちろんその家は子供たちにいたずらをされてしまいますw
といっても、何かが壊されるとかそういうことではなく、ドアに卵をぶつけられる、スプレーでデコレーションされてしまう、水鉄砲を撃たれれるなどのいたずら。
日本だったら大層おこられそうなものですが、アメリカではこれもハロウィンのイベントのひとつですので、大人たちもおおらかに見守っているようです。
また、アメリカでも子供たちが訪ねる家はあらかじめ決まっていて、その家のみを回る様にしているそうなので、トラブルが少ないという理由もあるみたいですね。
まとめ
「トリック・オア・トリート!」でお菓子をあげる家は電気をつけておく。あげない家は、電気を消しておくこと。
これは暗黙のルールですが、電気がついているのにお菓子をくれない家は「いたずらしてもいいよ」という合図のようなものになるそうで、家主側も「どんないたずらをしてくるのか」と楽しみにしていることがあるそうです。
一度くらいは、いたずらされる側に回ってみてもいいかもしれませんね。