クリスマスの基礎知識

クリスマスの語源と表記について

2017年10月2日

クリスマスの語源と表記についてクリスマスは英語で「Chirstmas」と表記されます。この言葉は、前半の「Christ」と後半の「mas」に分けられ、それぞれ、「イエス・キリスト」「ミサ(礼拝)」という意味を持っています。

ちなみに、フランス語ではクリスマスを「ノエル」、スペイン語では「ナビダー」、イタリア語では「ナターレ」と言い、ラテン語の「ナタリス(降誕祭)」を西方教会としています。

各国のクリスマスの意味

ドイツ語では、「ヴァイナッハテン」と言い、「聖夜」を意味する言葉です。

さて、皆さんもご存知のように、「Chirstmas」を英語では、「Xmas」と表記することがあります。

読みやすいように、「X-mas」とハイフンを入れる場合もあります。

どうして、「X」というローマ字を使うようになったのかというと、英語の「Christ」をギリシャ語の表記の頭文字「X」で表すことができるからです。

ギリシャ語の「X」はカイと読み、ローマ字の「X(エックス)」と同じ形であるため、英語表記では略語を「X(エックス)で表しているのです。

日本では「X'mas」とXの後ろに「'(アポストロフィ)」がつく表記がしばしば見られます。

キリストを表す「X」という文字をを強調したためこのような表記になったという説が一般的です。

日本をはじめ、キリスト教について広く知られていない国(主にアジア諸国)では、「X'mas」の「X」という文字がギリシャ語のカイを表していることはあまり知られていません。

なお、英語圏では「'(アポストロフィ)」をつける表記はほとんどせず、「X'mas」という表記が間違いであるという指摘もあります。

しかし、日本では、戦後から現在まで、「X'mas」という表記が一般的なため、クリスマスに関連する商品や書籍などでもアポストロフィをつけた「X'mas」という表示が目立ちます。

ちなみに、英語圏の国では最近、クリスマスの挨拶を「Merry Chirstmas!」とは言わずに、キリスト教の祝日を表す「Happy Holidays!」という人が増えてきているそうです。

クリスマスカードには、「Seasons Greetings」という挨拶を添えることもあります。

クリスマスから年始にかけての長期休暇の間中使える挨拶です。

"クリスマス"という言葉について

そもそもイエス・キリストとは姓名なのではなく、ヘブライ語で「救う者」という意味合いを持つ「イエス」が名前、古代ギリシャ語で「救世主」を意味する一つの称号である「キリスト」から、「キリストであるイエス」、「イエスはキリストである」ということをさしているのです。

クリスマス=Christmasは、Christがキリスト、masが礼拝を意味し、「キリストの礼拝」となります。

その語源はラテン語の「クリストゥス・ミサ」からきたもの。

クリストゥスをギリシャ語で「xristos」と綴り、その頭文字「X」をとってXmasとも記すようになりました。

日本ではクリスマス=Christmasを「Xmas」「X-mas」「 X'mas」などと記しているのをよく見ますが、前述の理由からアポストロフィを使った「X'mas」は誤りということになります。

クリスマスにはほかにも大切な意味があります

クリスマスはイエス・キリストの誕生日としてお祝いされるのが一般的ですが、実はこれは定かではありません。

聖書では12月25日ではなく10月1日と記載されている説もあり、キリストの誕生日についてはハッキリしていないのです。

それでも「12月25日がクリスマスである」と定着したのは、ローマでこの日が冬至と定められていたからと言われています。

冬になると、だんだんと太陽が昇る時間が短くなりますよね。

夏は夜の7時になっても明るかったのに、秋がきて冬が近づくと夕方5時でも暗い地域が増えます。

古代ローマでは、太陽が姿を見せる時間が少なくなることは死が近づいてくることとされ、良くないことと言われていました。

そして、一年で最も日が出ている時間が短いのが冬至。

ローマでは「冬至が終わればまた太陽がたくさん顔を出してくれる」ということを理由に、この火を「太陽神の日」と定めていたのです。

この冬至の意味がキリストの復活とつなげられたことから、この日がクリスマスになったとか。

日本人の多くは「クリスマスはキリストの誕生日」と信じていますが、由来は少し違うようです。

しかし、日本でもアメリカでも「クリスマスが大切な日」であることには変わりなく、だからこそ「12月25日はクリスマス」という風習が定着したのでしょう。

クリスマスは、子供たちにとっても大人にとってもとても楽しいイベントです。

今後も大切にしていきたいですね。

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